データ移行パターンと運用事例

代表的な3つの移行パターンについて、具体的なフローやよく使われる事例をご紹介します。

Aオンプレミスクラウド

社内ファイルサーバーやNASを、クラウドの活用に合わせて安全に移行した事例です。

ファイルサーバーBox

拠点ごとの分散データを一元管理

部門ごとの権限や構成を維持したまま段階的に集約。帯域制御スケジューラーにより日中は速度を抑え、夜間は制限を無くし、業務影響を抑えて安全に移行。

  • 移行容量:200TB
  • ファイル数:4,000万ファイル
  • 期間:約1年
  • 10並列

ファイルサーバーGoogleDrive

Google Workspace活用に合わせた
GoogleDriveの標準化

Google Workspaceを活かした共同作業環境へ移行。既存ファイルサーバーを共有ドライブへ集約するため再構成。

  • 移行容量:120TB
  • ファイル数:3,000万ファイル
  • 期間:2ヶ月
  • 10並列

NASSharePoint Online

短期集中でNASからSharePointへ
安全に移行

API制限や夜間作業を考慮した並列移行により、短期間でもNAS上の大量データをSharePoint Onlineへスムーズに移行。

  • 移行容量:1TB
  • ファイル数:70万ファイル
  • 期間:10日

Bクラウドクラウド

クラウドサービスの統一やコラボレーション強化を目的とした移行事例です。

GoogleDriveBox

外部共有ルールを統一するため
Boxへ集約

共有ドライブや個人領域を整理しながらGoogle DriveからBoxへ移行。監査性と共有統制を強化し、部門横断のコラボレーションを標準化。

  • 移行容量:30TB
  • ファイル数:1,200万ファイル
  • 期間:3週間
  • 10並列

Amazon S3Box

コストを最適化しながら
業務基盤を再構築

AWS環境に中継サーバーを配置し、社内回線に負荷をかけずにS3からBoxへ大容量データを移行。コストを抑えつつ運用しやすい環境へ統合。

  • 移行容量:20TB
  • ファイル数:800万ファイル
  • 期間:1週間
  • 10並列

Box + Google WorkspaceDirectCloud

部門ごとに分散したクラウドの運用を
1つに統合

BoxとGoogle Workspaceに分散していたファイル運用を統合し、拠点・部門をまたいだ共有ルールを標準化。クラウド利用の分散を解消。

  • 移行容量:20TB
  • ファイル数:700万ファイル(Box: 600万, GWS: 100万)
  • 期間:2週間

Cクラウドオンプレミス

クラウド障害や誤削除に備え、業務継続とデータ保護を強化した事例です。

BoxWindows Server

クラウド障害時も
現場業務を継続できる体制へ

日報・帳票・製造指示書などの日々の重要データをオンプレ環境へ定期同期し、クラウド障害時にも現場業務を継続できる運用を構築。

  • 移行容量:日時差分 約50GB
  • ファイル数:約10万ファイル / 日

Microsoft 365(OneDrive / SharePoint Online)NAS

データの誤削除や
サイバー攻撃に備えたBCP対策

DMBの差分同期+スケジュール機能で、OneDrive for Business/SharePoint Online上のデータを社内NASへバックアップ。帯域制限+夜間スケジュールで業務影響を回避。

  • 移行容量:日時差分 約20GB
  • ファイル数:約5万ファイル / 日
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